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北海道の生産量から見るダンボールの需要

全国段ボール工業組合発表の数字によると、地域別の生産動向は関東で全体の4割超を占めています。
関東といえば、首都圏を含み、人口も多く大手企業の本社が数多く存在しています。
東京湾周辺や郊外には大型工場も多数あります。
ダンボールの生産量から見ても、関東を中心に物流網ができていると言えるでしょう。

全国の生産量変化を見ると、毎年1,2月は生産量が全国的に減る傾向にあります。
反対に生産のピークは年の後半、夏の終わりから12月にかけてです。
ピークは地域差が見られ、東北は7月、関東より南は11,12月になっています。

この地域別月生産量で、顕著な動きを見せているのが北海道です。
生産量が一番少ない1月とピークの9月では、ほぼ倍の生産量の差があります。
あるコメントには、「北海道のダンボール業は季節産業である」とありました。
北海道の生産量のこの動きは毎年見られるもので、生産量にこれだけ差があれば、忙しい月と余裕がある月の差が激しいのは予測できます。

なぜ、北海道だけこのように生産量の月ごとの差が出るのか、という疑問に対し、北海道の農産物事情があるようです。
北海道の味覚と言えば、ジャガイモ、とうもろこし、タマネギ・・・といずれも夏の終わりから秋にかけて収穫されるものが多くあります。
これらを出荷するのにダンボールが欠かせないというのです。

ダンボールは重いものから軽いものまで、幅広い商品の物流に欠かせません。
北海道の生産動向からは、農産物の物流にもダンボールが非常に重要であることがわかります。