ダンボールが使われているのは、あなたの身近な場所にもあります。
その1つが、卵を運ぶときに使われることです。
卵は、壊れやすくて少しの衝撃でも耐えられません。
ですから、柔らかいものでくるまないと、出荷も流通もできないわけです。
昔から、卵が出荷するときや流通するときに壊れてしまって、生産者がつらい思いをしてきました。
何千個単位で卵が割れてしまったら、その損失額もかなりの金額になるからです。
ですから、卵の生産者は1個の卵も割れて欲しくないのです。
また、流通業者も流通の過程で卵が割れてしまったら、厄介な状況になります。
場合によっては、品物を壊してしまったということで、損害賠償を請求されることもあるからです。
また、卵が割れてしまったら、流通段階で染み出してきて、運べなくなってしまうこともあります。
このように、卵のようにデリケートなものを運ぶときには、いつも以上に慎重な注意が必要でした。
昔は卵を壊さないように、出荷したり流通させたりするのが困難だったのです。
ずっと、何とかして卵を割らないで出荷、流通させる方法はないものかと、多くの卵に携わっている人が知恵をしぼってきました。
今では、ダンボールが卵を包んでいるので、途中で大量に割れてしまったり、染み出してくる心配もなくなりました。



